主要設備

CADやマシニングセンターが普及する以前の金型製作は、木製台を手彫りして型起こしをする木型設計が一般的でした。

木型職人による木型製作は、迅速で自由自在に設計できる造形力、圧倒的な仕事の速さと低コストという特長を持っていましたが、IT化の進展とともに、その活躍の場をCADに取って代わられ、今ではごくわずかな分野でしか見ることはできません。
それが、弊社が得意とする、クッキーやチョコレートなどの洋菓子を詰め合わせする高級食品トレイの分野です。



クッキーやチョコレートなどの洋菓子は、完成品に±数ミリ程度の誤差がある不定形食品です。
個体の形状もまちまちで複雑、シーズンごとの新作が登場するたびに変化しますし、
キャラクターのデザインを模した複雑なフォルムの洋菓子なども多々あります。

こうした特殊な変化対応が頻繁に求められる、不定形食品の詰め合わせトレイを設計するのに、
データ入力を基盤とするCADでは、非効率的でコストがかかり過ぎることは明白
です。
そこで今でもこの分野に限っては、木型職人の名人技が活躍しています。

木型職人なら、手作業で自由自在に木型を彫っていけるので、菓子個体の誤差や新作デザインへの
対応、キャラクターを入れる複雑な形状のポケットなど、迅速かつ自由自在に設計できます。
こうした職人技をCADのデータ入力で再現しようとすれば、何十倍もの時間とコストが
かかるのはお分かりいただけるはずです。


図面やデータ入力なしに、ダイレクトに木型を制作していくので、中間コストが不要です。
複雑なフォルムも手彫りで迅速に対処でき、途中で手直しや修正があっても、臨機応変に対応できるのが「木型設計」の強みです。

        


こうした名人レベルの木型職人の多くは、すでに業界から引退しており、現役の木型職人が働いている金型屋はごくわずかしかありません。

弊社にはその貴重な木型職人のなかでもとりわけ腕の良い、大田区の名工に選ばれた”木型達人”が在籍しています。だから、弊社の製作する「高級食品の詰め合わせトレイ用金型」は、デザイン・機能・価格・納期等どれをとっても、どこにも負けない高いレベルを持っているのです。